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それから、繰り返しになりますがオーダーメイド医療というのは先ほど麦島先生の話にもありましたように、個々人に最適な予防法とか治療法を可能とする医療です。たとえば洋服で考えてみましょう。同じサイズの洋服をいろんな体型の人に無理矢理着せると、だぶだぶな人もいるし、窮屈な人もぴったりな人もいる。今の医療は、まさにこういう形で、ある診断がつくと、その診断に基づいて同じように同じ量の薬を投与するという形になっています。したがって、先ほど「何々体質」と言いましたように、ある薬は、ある患者さんには合うけれども、ある患者さんには合わないということがでてきますし、時と場合によっては非常に副作用がでたりします。これから目指す医療は個々の患者さんの病気がどういうタイプであるのかということを、オーダーメイドの服を着せるように、きっちり測って、個々の患者さんにぴったりした洋服を着せるように、ぴったりした治療を提供するというもので、それは遺伝暗号の違いを明らかにすることによって、一歩ずつでありますが、その方向に向かって進むことは間違いないと考えております。 |