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シンポジストプロフィール(2003年6月現在、敬称略) |
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小川秀興 順天堂大学 学長
1966年順天堂大学医学部卒業。1976年同大学助教授、1979年デューク大学客員教授、1981年順天堂大学皮膚科学教室主任教授、1996年医学部長、2000年順天堂大学学長に就任。学術活動においては、1978年以来国内外の専門各学会理事長・副理事長職を歴任。主な受賞として、1987年白象勲章(タイ王国)、1988年国際協力事業団総裁表彰(医療技術)、1991年カナダ医真菌学会金賞、1992年勲二等王冠勲章(タイ王国)外務大臣表彰「国際協力」、1993年日本医真菌学会賞等を受賞。専門は皮膚科学・アレルギー学。 |
シンポジウム 要旨 |
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薬剤の副作用で高頻度に見られるものに薬疹がある。薬疹も軽症のものからスティーブンス・ ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症(TEN)などの生命の危険を及ぼす重篤なものまで様々である。薬疹が起こる頻度は薬剤によっても異なるが、どういった患者さんと薬剤の組み合わせが副作用の原因になっているのかは明確になっていない。アレルギー疾患の代表の1つにアトピー性皮膚炎がある。かゆみのためにQOL(用語解説>)が障害され、容貌等への影響のために人生が変わってしまう方もいる。アトピー性皮膚炎や難治性の乾癬などの皮膚疾患においても特定の遺伝子の変異が解明されつつあるが、途上である。薬剤で副作用を起こしやすい方や特定の病気になりやすい方は遺伝的個性と環境の組み合わせが問題と考えられるが、その全貌を明らかにし、予知・予防・治療、そして副作用のない新薬の合理的開発が必要である。そのためには遺伝子解析を含む正しい病態解析が必要である。
遺伝に関する様々な誤解はあるが、公明正大な情報公開とプロジェクトにご参加いただけるボランティアのプライバシーの保護を前提とした上で、同じ病気で苦しむ方を一人でも減らし、個人個人にあった最適な医療を選択できる現在そして未来をつくることが、我々医療人の使命であろう。 |
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