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シンポジストプロフィール(2003年10月現在、敬称略) |
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桑野信彦
久留米大学 先端癌治療研究センター 教授
| 1964年 |
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九州大学医学部卒業 |
| 1964年 |
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九州大学医学部付属病院インターン |
| 1965年 |
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九州大学大学院医学系研究科生理系博士課程 |
| 1965年 |
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名古屋大学理学部分子生物学研究所内地留学 |
| 1969年 |
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ワシントン大学医学部免疫微生物学教室(米国セントルイス)留学 |
| 1971年 |
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九州大学医学部癌研究施設(現 生体防御医学研究所)助手 |
| 1974年 |
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九州大学医学部癌研究施設助手 |
| 1976年 |
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九州大学医学部癌研究施設助教授 |
| 1978年 |
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大分医科大学医学部教授(生化学講座) |
| 1993年 |
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九州大学大学院医学系研究科教授(分子常態医学専攻生化学講座医化学分野) |
| 1999年 |
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九州大学大学院医学研究院長、医学系学府長、九州大学医学部長 |
| 2003年 |
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久留米大学教授(先端癌治療研究センター) |
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シンポジウム要旨 「オーダーメイド医療を考える−基礎研究者の立場から」 |
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がん患者の治療の歴史において、150年前から外科学治療が、100年前から放射線治療が、そして50年前から薬物治療が各れの歩みを今日まで続けてきている。21世紀にはいり、がん治療の戦略も大きな転換期を迎えつつある。
特に、がんの悪性を特徴づける生物学研究がゲノムあるいは遺伝子を対象とする分子生物学研究の基盤のもとに飛躍的に進歩したことである。がん遺伝子や抑制遺伝子だけでなく、がんを増大させたり、がんの転移や浸潤や血管/リンパ新生さらに薬剤耐性と関連する分子的背景が明らかにされ始めたことは、魅力あるがん治療の新しい戦略の手段を提示することが可能となりつつある。
臓器別のがんを特徴づける分子的背景を明らかにするだけでなく、同じ臓器がんの個々の患者の個性を特徴づける分子的背景を明らかにする道も開けつつある。その結果、個々のがんに最適化したがん治療を目ざす個別化治療(オーダーメイド治療)が期待できるのである。このオーダーメイド医療を達成するためには、多くのがん研究とがん医療に関わる人々の努力に加えて、がん患者との連携と患者からの協力によって一歩一歩進めていくことが必要である。以上の背景にたってオーダーメイド医療の確立のため、我々が進めている抗がん剤の排出を担うトランスポーターや薬物感受性を制御する他の遺伝子についての仕事について発表したい。 |
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