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これは私がずっと解決したいと思っている薬の副作用の一つです。一見、火傷と思われるかもしれませんが、病名で言いますと皮膚粘膜眼症候群あるいは中毒性表皮壊死症という、薬の副作用によって皮膚が死んでいく病気です。スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれていますが、このような非常に激烈な副作用を起こす患者さんが、日本国内に年間300人ぐらいおられます。
どんな薬が原因かと言いますと、ここにありますように抗生物質、解熱剤、風邪薬といった、みなさんがよくのまれているような薬です。いわばありふれた薬がこのようなとんでもない副作用を起すリスクを持っているわけです。
今まで私たちはこのような状況を、『残念ですが、体質ですから仕方がありませんね』、ということで済ましてきたわけですが、これからは、『残念でした』、ではなくて、このような副作用を起こす原因を科学的に明らかにして、不幸を避ける方向にもっていきたいと考えています。これは患者さんの協力がなければ成しえないことで、私たちは患者さんの協力によって、こういう現状を乗り越えるような素地を作りたいと考えています。
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