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司会プロフィール(2004年3月現在、敬称略)
五十川仁達
中日新聞社編集局編集委員兼論説委員

【略歴】
1962年 名古屋大学文学部卒業、同年中日新聞入社
社会部、ドイツ・ボン特派員、社会部次長、東海本社報道部長、同局次長などを経て、1996年から名古屋本社編集委員
(学術担当)兼論説委員

その他: 金城学院大学非常勤講師(マスメディア論、情報文化論ほか)、名古屋市立大学医学部遺伝子研究倫理審査委員会委員など

司会者のことば
最近の科学、技術の進歩は、素人の私たちにはついていけないほど速い。白血病が専門の先生に「米国のテレビで、分子を標的にした抗がん剤でがん細胞が消えた、というニュースが流れ、市民が早く認可をという要望が殺到している」と聞いたのは、ほんの2,3年前のことだったと思う。

心にかかりつつ、多忙な仕事に追われている間に、分子を標的に世界で初めて開発された慢性骨髄性白血病の新薬『グリベック』は登場。昨年はじめには、東大医科学研究所の中村祐輔教授らのチームが日本成人白血病研究グループとの共同研究で、投薬前に、薬の治療効果を予測する研究成果を発表された。さらに、検査会社と協力して検査キットも開発。近く商品化されるという。世界に先駆けたオーダーメイド医療である。

熾烈な研究・開発競争が世界で続いている。遅れれば、特許使用料を払わなければならず、経済にも大きな影響を与える。また、ヒトゲノムは「究極のプライバシー」。この情報の管理が大切なことはいうまでもない。30万人の患者さんの採血協力を得てのデータバンクづくりは、かつてない大規模事業だが、夢のオーダーメイド医療には欠かせない。プロジェクト・リーダーの中村教授と各分野の専門の先生方から直接、お話しを聞き、質問できる機会を生かしていただきたいと願っています。
 
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オーダーメイド医療実現化プロジェクト事務局
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