プロジェクトからのご案内 未来につなぐ あなたの気持ち
実施概要各種資料ご案内Q&A
継続について 進捗状況 シンポジウム 研究について 試料配布について
プレスリリース 番組・記事の紹介 リンク集 当サイトへのリンク

「オーダーメイド医療とバイオバンク」

   
拡大画像

この3つの並びと設計図というキーワードから、たった1文字の違いがそんなに大きいの?かを建物の設計図を使って説明していこうと思います。設計図をめくってある箇所を見てみました。すると、かべをしろくぬると書いてありました。その通りにすると、みなさまおなじみの名古屋城になりました。ですが、この場所が人文字だけ変わって黒く塗ると書いてあった場合、このように違うお城になってしまいました。と、いうわけで1文字の違いの大きさがおわかりいただけたところで、今度はちょっと難しく、また漫画的な話で病気に結びつけようと思います。

   
拡大画像
また建物の設計図ですが、屋根に瓦を貼るという文が設計図に書いてありました。大工さんがその通りに作るとこうなります。ところが、ミスプリントで俵を貼るとなっていた設計図を見て作ると、なんだか見た感じ変な建物になってしまいます。この建物、晴れているときは問題ないのですが、雨になった途端、雨漏りをしてしまいます。もう1種類だけおつきあいください。
   
拡大画像
今度はドアに鍵をつけるはずが傘をつけてしまった場合です。お巡りさんが警備していてくれれば、ドアに傘がついていても問題ないんですが、経費節減で巡回してくれなくなってしまうと泥棒に入られてしまいます。この2つを考えてみると共通点があります。困った状況は、環境によって作られるということです。設計図に穴があったとしても、環境がよければ困ったことにはならないわけです。
   
拡大画像
そして、ここからヒトの設計図の話に入れ替わります。ヒトの設計図は、日本語では書かれていません。先ほど説明しましたように4種類の暗号文字です。そして、左側では塩分の多い食事をしているとこの設計図の場合は高血圧になります。右側では糖分の多いおやつばかり食べているとこの設計図のヒトは糖尿病になります。というように、ヒトの設計図のどこに違いがあり、違いのどれが病気と関わっていくかを見つけるのが研究の第1目標です。さきほどの建物の設計図は日本語で書かれていましたから、設計図を読めば建物の出来具合は想像がつくわけですが、ヒトの設計図の場合は暗号でどこになにが書いてあるのか完全にはわかっていない状態であるところが、難しい点です。
   
拡大画像
先ほどからでてきていますので、もうおわかりと思いますが、遺伝要因と生活環境の両方が関わって生活習慣病が起きてきます。私たちのプロジェクトでは遺伝要因をまずは解き明かそうとしていますが、そうすると生活環境のばらつきを出来る限りなくす必要があります。そのためには非常に多くの患者さんの設計図が必要となるわけです。
   
拡大画像
ほんのちょっとだけ実際の研究の話をしますと、この大量のサンプルを保管するシステムを東京大学医科学研究所で作っており、サンプルを高速に解析するシステムもできあがっています。でてきたデータを解析して、病気と多型のつながりを明らかにしていきたいと考えています。
   
拡大画像
以上で私のお話はおしまいですが、『オーダーメイド医療』を実現化する為の研究は、体質の違いを多型で説明できるようにする研究であることを、おわかり頂ければ非常にうれしい限りです。ご静聴有難うございました。

<<前ページへ

 
戻る

 
オーダーメイド医療実現化プロジェクト事務局
All rights reserved. Copyright (C) 2005 BioBankJapan