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西庄勇・三好康雄・三木義男(現東京医科歯科大学教授)・堀井明(現東北大学教授)さんを中心とする研究によって、遺伝性に大腸がんを起こす家族性大腸腺腫症(大腸に数百〜数千のポリープができで、放置しておくとほぼ100%の確率で大腸がんになってしまう病気)の原因となる遺伝子、APC遺伝子、を見つけだした。また、このAPC遺伝子の異常が一般の大腸がん・ポリープや胃がんの発生に関係することを世界に先駆けて報告しました。
Science 253:661-665, 1991
Science 253:665-669, 1991
Cancer Research 52:643-645, 1992
Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89:4452-4456, 1992
Cancer Research 52:3231-3233, 1992
Human Molecular Genetics 1:229-233, 1992
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| (2) |
林尚子さんを中心とする研究によって、がん細胞のリンパ節への転移を高感度に遺伝子診断によって見つけだす方法を開発しました。
Lancet, 345:1257-1259, 1995
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| (3) |
戸田達史さん(現大阪大学教授)を中心とした研究によって、福山型筋ジストロフィーという病気の原因となる遺伝子発見しました。
Nature Genetics 5:283-286, 1993
Am. J. Hum. Genet. 55:946-950, 1994
Am. J. Hum. Genet. 59:1313-1320, 1996
Nature 394:388-392, 1998
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| (4) |
辻川元一さんを中心とする研究によって、滴状角膜変性症という病気の原因となる遺伝子を発見しました。
Am. J. Hum. Genet. 63:1073-1077, 1998
Nature Genetics, 21:420-423, 1999
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| (5) |
池川士郎さん(現理化学研究所遺伝子多型研究センター・チームリーダー)を中心に後縦靭帯骨化症のマウスモデルであるttwマウスを利用して、この病気の原因がNPPSとよばれるリン酸の代謝に関与する遺伝子の異常であることを明らかにしました。
Nature Genetics 19:271-273, 1998
Human Genet., 104:492-497, 1999
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| (6) |
姜建宇先生ならびにオックスフォード大学のLathrop教授グループとの共同研究でMUC3というたんぱく質の個人差がクローン病の発症に関係することを明らかにしました。
Human Molecular Genetics 8:307-311, 1999
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| (7) |
阿部聡子さんを中心とする研究によって、難聴の原因となる遺伝子を2種類発見しました。
Am. J. Human Genetics, 72:73-82 2003
Journal of Human Genetics, in press
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| (8) |
武井卓・小原航・秋山史大さんを中心とする研究によって、IgA腎症をおこしやすくしている遺伝子を3種類(E−,L−インテグリンなど)発見しました。
Am. J. Human Genetics, 70:781-786, 2002
Journal of Human Genetics 47:532-538 2002
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| (9) |
理化学研究所遺伝子多型研究センター田中敏博研究チームとの共同研究でリンフォタキシンA遺伝子の遺伝暗号の違いが心筋梗塞の発症危険度を高めていることを明らかにしました。
Nature Genetics, 32: 650-654, 2002
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| (10) |
理化学研究所遺伝子多型研究センター山本一彦研究チームとの共同研究でアルギニンデイミナーゼ遺伝子の遺伝暗号の違いが関節リウマチの発症危険度を高めていることを明らかにしました。
Nature Genetics 34:395-402, 2003
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| (11) |
がんに関係する遺伝子を多数発見している。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html
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| (附) |
アメリカで開発した遺伝子多型マーカーは1980年代後半に作成された第1世代のヒト染色体地図に利用され、遺伝性の病気の原因特定に貢献をしました。中村マーカーによって原因の存在する部位が特定された病気には末梢性神経線維症1型
(von Recklinghausen病)、多発性内分泌腺腫瘍型1型、毛細血管拡張性失調症、Friedrich失調症、良性の新生児てんかんなどがあります。
Science 236:1100-1102, 1987
Nature 332:85-87, 1988
Nature 334:248-250, 1988
Nature 336:577-580, 1988
Nature 337:647-648, 1989 |