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プロジェクトメンバーからみなさまへ |
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21世紀の医療に向けて
東京大学医科学研究所 古川洋一
我々が過ごしてきた20世紀は、科学と医療の進歩の時代でした。そして物質的な豊かさと、平均寿命の延長が得られるようになりました。この成果は、様々な診断法の開発、点滴、麻酔法、手術法の進歩、そして優れた薬の開発など、医学と医療の発展なくしては得られませんでした。その陰には多くの人々の絶えまない努力と協力が支えとなっていました。私が子供の頃、「がん」というとほとんど死をイメージさせる病気でしたが、今では手術や抗癌剤治療で治る「がん」が増えてきて、不治の病ではなくなりつつあります。しかしながら、病気がなくなるわけではありません。私は今のところ健康だと思っていますが、もし病気になったらどのような医療を受けられるでしょう、そして次の世代の為に何をしてあげられるでしょう。21世紀の医療が、ひとりひとりに優しい医療となることを望み、微力でありますがお手伝いできることを喜びに感じております。 |

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