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「プロジェクトリーダーよりごあいさつ」

文部科学省から平成15年度から19年度の5年間支援を受けた、第1期の「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」では、バイオバンクに約30万症例(約20万人)のDNA・血清試料・臨床情報の収集をすることができました。ご協力いただきました患者さんやメディカルコーディネーター・病院関係者各位には、心よりお礼を申し上げます。現在、それらを利用してSNP(遺伝子の個人差)と薬剤の効果、副作用などの関係を明らかにしたり、病気との関係を調べたりする研究を進めております。
平成20年度から24年度にかけて引き続き実施されております第2期の事業では、東京大学医科学研究所(バイオバンクジャパン)と麻生飯塚病院、岩手医科大学、大阪府立成人病センター、癌研究会附属病院、結核予防会複十字病院、国立病院機構大阪医療センター、滋賀医科大学、順天堂大学、東京都健康長寿医療センター、医療法人徳洲会、日本医科大学、日本大学に引き続きご協力いただき、血清と臨床情報の収集をさらに継続して実施いたしております。また、研究に関しましては、東京大学医科学研究所・理化学研究所ゲノム医科学研究センター(旧遺伝子多型研究センター)の2研究機関に加え、日本国内の英知を集めて疾患遺伝子研究に取り組むため、公募にて協力研究者を募り、研究のさらなる推進に努めております。
また、バイオバンクジャパンに収集・保管した試料は、体系的・網羅的な遺伝子解析およびタンパク解析を通して、医療上有用な発見につながるよう、審査を行った上で、民間も含めた研究機関に引き続き、提供させていただきます。


プロジェクトリーダー
東京大学医科学研究所教授・ヒトゲノム解析センター長
中村祐輔
[PROFILE]
1952年生まれ。77年に大阪大学医学部卒業後、外科医として勤務
87年米国ユタ大学人類遺伝学教室助教授
帰国後、癌研究所生化学部長を経て、94年東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授
95年、同ヒトゲノム解析センター長、現在に至る

 
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