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『明日の医療を変える遺伝子解析研究』

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ムービーイメージ(2) わたしたちが病気になるとお世話になる病院。 そこでの診断や治療は、今大きく変わろうとしています。 「オーダーメイド医療」という言葉を聞いたことがありますか。

ムービーイメージ(3) ちょっとこちらをご覧ください。
今までの医療はいわばレディメイドの医療。
どの人にも同じ大きさの服を着せるような医療で、ぴったりの人もいますが、だぶだぶだったり窮屈で苦しいと言う人もいます。

ムービーイメージ(4) しかし、21世紀の医療はそれぞれの人のサイズにぴったりの服を作るようなオーダーメイドの医療へと変わっていくのです。

ムービーイメージ(5) たとえばアルコールに強い人もいれば、すごく弱い人もいます。
どの人にも同じ量のアルコールを飲ませてしまうと、なかには気持ちが悪くなったり倒れてしまう人もいます。
オーダーメイド医療は、アルコールの強い弱いを事前に見分けて、どの程度の量が適切であるかを判断するような医療です。

ムービーイメージ(6) つまり、ある薬を飲めば副作用が出ると予測した患者さんにはその薬を飲ませない。

ムービーイメージ(7) 効果があると判定した患者さんだけに適切な量の薬を飲んでいただくという医療です。

ムービーイメージ(8) このような体質の違いはどうして生まれるのでしょうか。
遺伝暗号のわずかな違いで体質が異なってくることが最近わかってきました。
そのような遺伝暗号の違いをしっかりと見分けて、副作用の予想される薬は使わないなど無駄な医療を省けるという効果もあるのです。

ムービーイメージ(9) この新しい医療が確立されれば、これまでより正確な診断ができ、より適切な治療ができるようになります。今まで治療が困難だった病気も根本的に治すことができるようになるのです。

ムービーイメージ(10) この画期的なオーダーメイド医療を実現するためにはみなさんの遺伝子を提供していただくことが必要なのです。

ムービーイメージ(11) 東京大学医科学研究所の中にあるヒトゲノム解析センターでは今、みなさんからいただいた遺伝子を厳重な管理・保管のもとで研究を進めています。

ムービーイメージ(12) 遺伝子のどの部分が病気に関係しているのか。患者一人ひとりの病気を起こす仕組みや、薬の副作用が起こる原因を綿密に調べ、根本的な診断、治療の方法を見つけだそうと、地道な努力を積み重ねています。

ムービーイメージ(13) 遺伝子の研究は非常に複雑で膨大です。
そこで、横浜にあるこの研究センターでも、分担して遺伝子の解析が進められています。

ムービーイメージ(14) ここでは、世界でもっとも進んだ方法で、多くの病気の遺伝子をより早く調べる作業が続けられています。

ムービーイメージ(15) 明日を拓くオーダーメイド医療の必要性と研究の現状、ご理解いただけたでしょうか。これまで治療が難しかった病気を治すために、あなたもこの研究にご協力いただけないでしょうか。

ムービーイメージ(16) ご協力していただける方は、あなたの血液を少しだけ採血させていただきます。必要な量は7ccずつ2本です。ご覧の通り、ちょっとチクッとしますが、量は少しですぐに済みます。

ムービーイメージ(17) そして、一番大事なことですが、研究にご協力いただいた方の個人情報、プライバシーの保護については万全を尽くします。 また、ご協力いただけなくても、それによって病院で不利益を受けることは一切ありません。

ムービーイメージ(18) この研究は文部科学省から支援されています。

ムービーイメージ(19) ご協力いただける方には、より詳しい内容を病院のメディカルコーディネーターが説明いたしますので、わからないことがありましたら、何でもご質問ください。

ムービーイメージ(20) 21世紀の新しい医療を確立するため、みなさまのご協力をお願いいたします。
 

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