バイオバンク・ジャパンからのゲノムデータ提供
バイオバンク・ジャパンからゲノム情報、臨床情報、試料を試料等利用審査会の審査で承認、契約締結したら提供します。試料、臨床情報、ゲノムデータの利活用を促進し、活用頂きますようお願い申し上げます。
【バイオバンク・ジャパンからのゲノムデータ提供の流れ】
バイオバンク・ジャパンで保管・管理されているデータ(臨床情報、ゲノム情報等)は一定条件のもと、審査、契約を経て提供いたします。
【ゲノム情報】
データID | JGAD000123 |
---|---|
対象 | BBJ第一コホート:182,505名 |
規模 | genome wide SNVs |
Platform | Illumina [HumanOmniExpress、HumanExome、OmniExpressExome BeadChip] |
データID | JGAD000529 |
---|---|
対象 | BBJ第一コホート(47疾患):11,716名 BBJ第二コホート(38疾患):42,689名 |
規模 | genome wide SNPs |
Platform | Illumina [Asian Screening Array (ASA-24v1-0_A2) |
マーカー数 | 657,060 SNVs(GRCh38) |
【費用】1回あたり、以下の通りです。
(1)学術研究機関:100,000円(消費税別) (2)民間企業:200,000円(消費税別)
※学術研究機関でも共同研究先に民間企業がある場合は、(2)が適用されます。
※こちらをクリックすると詳細な情報をご覧になれます。
Step1:ゲノム情報等利用について相談
(1)提供可能なゲノム情報の申請:必要なゲノム情報、臨床情報、試料(DNA、血清)について打合せをします。

Step2:試料等利用審査会への申請
(1)試料等利用審査会への申請:
①利用研究計画につき、所属機関の倫理審査委員会での承認を得ていることが必要です。
②Step1での保有数調査を終えて、試料等利用審査会への申請と進みます。
③書類のダウンロード・提出:バイオバンク・ジャパン事務局から、電子審査のURLをお送りします。そこから書類をダウンロードし、記入後にアップロードしていただきます。申請には下記の書類提出が必要です。
研究計画書(書式は任意、別添で文書あるいは図の追加可)
倫理審査承認書(所属機関から発行されたもの)の写し
その他
申請前に必ずご確認ください。
バイオバンク・ジャパンのホームページへの試料・情報の提供先に研究課題名などを掲載することをご承知おきください。
論文の執筆、学会発表の際には、バイオバンク・ジャパンの試料・情報を使用したことをご記載ください。
(2)電子審査:原則は電子審査ですが、集合審査(対面による審査)に変更する場合があります。
(3)承認結果のご報告:申請後、審査結果をメールでお知らせします。

Step3:契約の手続き
①契約の申込み:有体物配布契約申込書をバイオバンク・ジャパン事務局へお送りいただきます。
②契約の締結:有体物配布契約申込書の到着を確認後、BBJ事務局から契約書類をお送りします。契約書に押印していただき、契約が成立します。

Step4:試料・情報の受け取り
試料・情報の受け取り:契約締結後に試料・情報をお送りします。受け取り後は、受領確認書をバイオバンク・ジャパン事務局へお送りいただきます。

Step5:お支払い
お支払い:請求書が届きましたら、期日までに、お支払いいただきます。

Step6:年次報告
年次報告:研究終了までは、毎年8月に、年次報告書とセキュリティチェックリストの提出をしていただきます。

Step7:試料等の利用期間について
①試料等の利用期間で終了の場合:研究終了報告書、研究成果報告書を提出いただきます。
・残った試料は試料等の使用期間終了をもって廃棄いただき、試料・データ処分報告書を提出いただきます。
②成果報告→期間延長の場合(継続):試料等の使用期間の終了前に事務局にご連絡の上、申請書式一式と利用変更申請事項別紙C(変更申請書)を試料等利用審査会にご提出ください。
・継続後の利用終了については、①と同様の手続きとなります。
③終了