試料・情報提供の流れ
【試料・情報提供の流れ】
バイオバンク・ジャパンで保有・管理している、試料・情報(DNA、血清、臨床情報等)は一定条件のもと、審査を経て提供いたします。試料の提供は、DNAは5μg(50μl)、血清は1本(350μl~1000μl)が単位となります。DNAは血液から抽出しています。
NBDCヒトデータベースのゲノムデータに対応する臨床情報の提供を希望される方はこちらをご覧ください。
※こちらをクリックすると詳細な情報をご覧になれます。
Step1:試料・情報利用についてのご相談
バイオバンク・ジャパンが保有する試料をウェブページ(保有試料検索システム)上で検索することができます。
①保有数調査の申請:必要な試料・情報の実在庫数をBBJ事務局がお調べします。
保有試料検索システムで検索をすると、調査依頼書がダウンロードでき、【検索後の問い合わせ番号】が自動で付与されます。必要事項を記入後、メールでバイオバンク・ジャパン事務局へ送付してください。
②保有数調査結果のご報告:結果をメールでお知らせします。この条件で、試料等利用審査会に申請するか、再検索を行うかどうかの相談も可能です。

Step2:試料等利用審査会への申請
(1)試料等利用審査会への申請:
①利用研究計画につき、所属機関の倫理審査委員会での承認を得ていることが必要です。
②Step1での保有数調査を終えて、試料等利用審査会への申請と進みます。
③書類のダウンロード・提出:バイオバンク・ジャパン事務局から、電子審査のURLをお送りします。そこから書類をダウンロードし、記入後にアップロードしていただきます。申請には下記の書類提出が必要です。
研究計画書(書式は任意、別添で文書あるいは図の追加可)
倫理審査承認書(所属機関から発行されたもの)の写し
その他
申請前に必ずご確認ください。
バイオバンク・ジャパンのホームページへの試料・情報の提供先に研究課題名などを掲載することをご承知おきください。
論文の執筆、学会発表の際には、バイオバンク・ジャパンの試料・情報を使用したことをご記載ください。
(2)電子審査:原則は電子審査ですが、集合審査(対面による審査)に変更する場合があります。
(3)承認結果のご報告:申請後、審査結果をメールでお知らせします。

Step3:契約の手続き
①契約の申込み:有体物配布契約申込書をバイオバンク・ジャパン事務局へお送りいただきます。
②契約の締結:有体物配布契約申込書の到着を確認後、BBJ事務局から契約書類をお送りします。契約書に押印していただき、契約が成立します。

Step4:試料・情報の受け取り
試料・情報の受け取り:契約締結後に試料・情報をお送りします。受け取り後は、受領確認書をバイオバンク・ジャパン事務局へお送りいただきます。

Step5:お支払い
お支払い:請求書が届きましたら、期日までに、お支払いいただきます。

Step6:年次報告
年次報告:研究終了までは、毎年8月に、年次報告書とセキュリティチェックリストの提出をしていただきます。

Step7:試料等の利用期間について
①試料等の利用期間で終了の場合:研究終了報告書、研究成果報告書を提出いただきます。
・残った試料は試料等の使用期間終了をもって廃棄いただき、試料・データ処分報告書を提出いただきます。
②成果報告→期間延長の場合(継続):試料等の使用期間の終了前に事務局にご連絡の上、申請書式一式と利用変更申請事項別紙C(変更申請書)を試料等利用審査会にご提出ください。
・継続後の利用終了については、①と同様の手続きとなります。
③終了