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ルーマニアより大統領補佐官など7名がバイオバンク・ジャパンを来訪されました
9月6日(水)、ルーマニアよりLoreta Diana PăUN大統領補佐官、Geta MEDELEANU大使館参事官ら7名がバイオバンク・ジャパン(BBJ)を来訪されました。
森崎隆幸バイオバンク・ジャパン事務局長よりBBJの概要説明を、岡田随象教授よりBBJの研究説明を受けた後、松田浩一バイオバンク・ジャパン施設長の案内により、ご一行は、DNA保管庫、血清保管庫を視察されました。

Loreta Diana PăUN大統領補佐官や、他の方々からは、日本のゲノム医療システムやバイオバンクの役割などについて多くの質問が寄せられました。BBJの活動の中心である、がんを含むありふれた疾患についてのゲノム研究やゲノム医療への貢献について大きな興味を示され、医療実践の進め方についてEUの現状とあるべき姿について議論されました。さらに、今後、公衆衛生システム、感染症の発生に対する効果的で迅速な探知・対応の確立に向けての支援を含め、二国間及び国際的な段階の両方で、保健分野における協力の強化や、知見の共有、共同プロジェクトを策定することにより、科学研究、技術及びイノベーションの分野で協力体制を強化し、人材交流を進め、共同シンポジウム開催などの取り組みを行うことについて意見交換が行われました。

