研究成果・広報活動
お知らせ
4月25日は、DNAの日です。
1953年4月25日にDNA(デオキシリボ核酸)の2重らせん構造がNature誌で発表されてから70年、2003年のヒトゲノム配列の解読完了の宣言から20年になります。
2003年4月から「ひとりひとりの体質に合った医療」をめざす研究の基盤として構築してきました、バイオバンク・ジャパン(BBJ)も、誕生から20年を迎えました。今後も、次世代の医療につながるバイオバンクとして活動して参ります。引き続きご協力ご支援いただきますようお願いいたします。
次期事業においてもDNA・血清試料やカルテの情報などを引き続き利用させて頂きます
2023年3月末をもちまして、本事業は終了いたします。本事業で管理しているDNA・血清試料やカルテの情報などは、4月から開始される令和5年度「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム研究バイオバンク)」において、引き続き利用させていただきます。試料・情報の利用および提供先に関する情報は、今後もバイオバンク・ジャパンのウェブサイトにて公開いたします。
試料・情報の利用に関する規程の改定 ~試料・情報の利活用促進を目指して~
バイオバンク・ジャパンでは、研究者のみなさまのニーズや、関連する法令・指針の改正を踏まえ、試料・情報の利用に関する規程を改定いたしました。
今回の改定により、試料・情報をさらにご活用いただき、オーダーメイド医療の実現に向けた研究・開発の発展に貢献することを目指しています。
主な改定内容は次のとおりです。
【試料等利用ガイドライン】
・情報のみ利用の場合(試料を利用しない場合)で、臨床情報を5項目以上利用する場合に共同研究での実施が要件となる規定を廃止
(※臨床情報の希望項目の提供可否については、研究実施における必要性および個人同定のリスク等を個別に審議させて頂きます。)
・研究成果の公表の際の配慮事項およびBBJとの事前協議に関する規定の追加
・研究倫理指針の改正にもとづく語句の修正等の記載整備
【データ取扱いセキュリティガイドライン(利用者向け)】
・「機関外サーバ」の利用を認める規定を追加
・改正個人情報保護法にもとづき安全管理措置対策に関する規定を追加