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[プレスリリース] 「受精卵のゲノムから将来を予測するサービス」に対する技術的・倫理的問題点を提言

2024.10.14

ニュースプレスリリース共同研究

バイオバンク・ジャパン(BBJ)の試料・情報を利用した研究の成果論文が国際科学誌Nature Human Behaviourに掲載されました。

大阪大学大学院医学系研究科 難波真一 招へい教員、岡田随象 教授ら共同研究チームは、近年世界各地で提供されている「受精卵の疾患リスク予測と順位付け」サービスについて、NBDCヒトデータベースで公開されているBBJのゲノムデータを用いて検証を行いました。その結果、現在の遺伝的予測スコア(PRS)を用いたサービスは信頼性が低いことを示しました。

詳細については、原著論文やプレスリリース記事をご確認ください。

図 受精卵(胚)選択サービスの概要


原著論文

Inconsistent embryo selection across polygenic score methods
https://www.nature.com/articles/s41562-024-02019-y

大阪大学からのプレスリリース記事

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20241014_1