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About BBJ
BBJとは

施設紹介

BBJの試料等保管設備

バイオバンク・ジャパンは、協力者の方々から提供いただいた貴重な研究資源である生体試料を厳重な管理の下で最新鋭のセキュリティシステムを備えた試料倉庫に保管しています。

DNA倉庫

  • 全自動システム
  • 収容能力:200万本
  • 4℃±2℃の環境
  • ロボットアームが的確に一本をピッキング

血清倉庫 

  • 液体窒素タンク:58台
  • -150℃を維持
  • 収容能力:334万本
  • 一容器に57,600本収納

統合臨床データベース
(サーバ) 

  • 臨床情報・試料液量情報を保管

厳しいセキュリティ管理

協力者の方々から提供いただいた病気の経過や症状・くすりの服用などが記載された医療情報は、お名前、ご住所、生年月日などを取り除き、新たにID番号を割り当てて管理しています。BBJから情報を外に出す場合は、このID番号が唯一使われます。
BBJでIDが付与された情報を保管するデータベースは、一切外部とつながらず、外部からの侵入もできない構造になっています。
試料を保管する各保管庫には、それぞれセキュリティシステムが備わっており、特定の関係者しか入室はできません。また保管庫の入出庫を管理するコンピュータも、静脈認証装置で登録した特定の関係者しか操作することができません。

BBJ施設の動画でのご紹介

DNAバンク

※音声は入れておりませんので、字幕でお楽しみください。

血清バンク

※音声は入れておりませんので、字幕でお楽しみください。

試料の保管委託業務

BBJではバンク試料保管の実績に基づき、公的医療機関や企業等の試料の保管委託業務も行っています。新規申請にも応需し、申請については試料等利用審査会にて審査を行います。
詳しくはBBJ事務局までお問合せください。

BBJ試料・情報等の品質担保

バイオバンク・ジャパン事務局は、2017年10月30日付で、国際標準化機構(ISO)の定める2つの国際規格、ISO9001:2015(品質)、ISO/IEC27001:2013(情報セキュリティ)マネジメントシステムの認証を取得しました。
これは、生体試料および臨床情報の収集・保管および提供に関し、品質・情報セキュリティの向上を目指す取り組みのひとつです。

左:登録証(情報セキュリティマネジメントシステム) 右:登録証(品質マネジメントシステム)

施設見学について

BBJでは協力者の方々から提供いただいた研究資源を、研究者のみならずすべての市民が共有する公共の資源とみなしています。そして定期的に一般の見学者の方々を受け入れています。

BBJが所属する東京大学 医科学研究所では、中学校3年生と高校生の見学を受け入れています。希望者はこちらのページの案内に従ってお申し込みください。
詳細は医科学研究所 総務チームへ

施設見学に関わる最新情報を「ニュース」にて確認