News News

News
ニュース

海外からELSI(倫理的・法的・社会的課題)の研究者らがバイオバンク・ジャパンを訪問

2024.4.12

ニュース見学

4月9日(火)に、カナダのマギル大学ゲノム科学と法センターのYann Joly教授と研究助成機関であるゲノム・ケベック CEOのJossette-Renée Landry博士、韓国の梨花生命医科学倫理・法研究所のWon Bok Lee教授、台湾の中央研究院欧米研究所のChih-hsing Ho博士らがバイオバンク・ジャパン(BBJ)を訪問しました。BBJ代表の松田浩一教授、事務局長の森崎隆幸特任教授からのBBJの事業の概要についての説明後に、BBJの運営方針や試料・情報の提供などに関して活発な質疑応答が行われました。その後、一行はBBJのDNA保管庫と血清保管庫を見学しました。

ELSIを専門とし、今回のELSI研究者らの訪問を受け入れた武藤香織教授(東京大学 医科学研究所 公共政策研究分野)は、「今後とも世界のELSIを専門とする研究者と連携し、BBJおよびゲノム医療の実装に関わる倫理的法的社会的課題について考えていきたい」と話しました。

BBJでは、政府関係者、研究・教育機関、民間企業、患者団体、そして学生など幅広い背景をもつ方々の見学を受け入れています。

BBJのELSIの取組みについて