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研究者の皆様へ

試料/情報ご提供の流れ

バイオバンク・ジャパン保有試料検索システム

BBJが保有している試料について、「試料種別」「性別」「登録時年齢」「登録疾患名」「既往歴」「喫煙歴」「飲酒歴」「GWASデータの有無」等を条件項目として検索し、保有試料数を調べることができます。バイオバンク・ジャパンへ試料配布を申請する際の「試料数の目安」としてご利用ください。なお、検索結果は定期的なデータ更新時点のものであり、現在の保有状況とは異なる場合があります。
※バイオバンク・ジャパン保有試料検索システムのご利用にはメールアドレスの登録が必要です。ただしフリーメールアドレス(gmail.com, qq.com等)での登録は受け付けておりません。必ずご所属機関の公式メールアドレスから申請をお願いいたします。

バイオバンク・ジャパン保有試料検索システム
バイオバンク・ジャパン保有試料検索システム

BBJの試料/情報/ゲノムデータご提供の流れ

■各ステップでの手続き詳細

STEP-1 事前確認・相談 

試料・情報に関する事務局問い合わせ窓口
E-mail: shiryo_h“at”biobankjp.net
(atを@に変えて送信してください)

試料・情報保有数調査の申請

バイオバンク・ジャパン保有試料検索システムで検索をすると、調査依頼書がダウンロードでき、【検索後の問い合わせ番号】が自動で付与されます。必要事項を記入後、メールでBBJ事務局へ送付してください。必要な試料・情報の実在庫数をBBJ事務局がお調べし、メールにて結果をお知らせします。この条件で、試料等利用審査会に申請するか、再検索を行うかの相談も可能です。
BBJから提供しているゲノムデータについては、以下、公開中のゲノム・オミックスデータを確認の上、申請してください。
公的データベースから公開・共有しているゲノム・オミックスデータについては、公的データベースから提供するゲノム・オミックスデータご提供の流れ(ページ下部)を参照の上、各データベースへ申請してください。

公開中のゲノム・オミックスデータ

STEP-2 倫理審査

BBJの試料・情報を利用する研究計画について、ご所属機関等にて倫理審査を受けてください。BBJの試料・情報の利用には、倫理審査委員会の承認を得る必要があります。

STEP-3 試料等利用審査

(1)BBJの試料等利用審査会への申請

STEP-1とSTEP-2を完了している(進めている)研究計画に対し、BBJ事務局より申請書類一式(電子書類)をお送りします。書類の記入後に指定のフォルダへアップロードしていただきます。

申請時に提出が必要な書類

  1. ①試料・データ利用保管委託申請書
  2. ②申請書別紙A、申請書別紙A血清パネル用、または申請書別紙B
  3. ③申請書別紙D(死因情報利用の場合)、ならびに申請書別紙C(変更申請の場合)
  4. ④研究計画書(倫理委員会の承認を得た計画書、別添で文書あるいは図の追加可)
  5. ⑤倫理審査承認書(所属機関から発行されたもの)の写し
  6. ⑥セキュリティガイドラインチェックリスト

※申請前に以下を必ずご確認ください。
BBJ試料等利用審査会における審査基準
BBJ試料等利用ガイドライン
BBJデータ取扱いセキュリティガイドライン(利用者向け)
審査とガイドラインについては、こちらにも記載しています。

(2)電子審査:原則は電子審査ですが、集合審査(対面による審査)に変更する場合があります。
(3)審査結果のご報告:審査後、結果をメールでお知らせします。

STEP-4 有体物配布契約

(1) 契約の申込み:有体物配布契約申込書をバイオバンク・ジャパン事務局へお送りいただきます。
(2)契約の締結:有体物配布契約申込書の到着を確認後、BBJ事務局から契約書類をお送りします。契約書に押印していただき、契約が成立します。

STEP-5 試料・情報の提供

契約締結後にまず試料を、その後に情報等をお送りします。
受け取り後は、受領確認書をBBJ事務局へお送りいただきます。

STEP-6 お支払い

お支払い:請求書が届きましたら、期日までに、お支払いいただきます。

試料等の提供 料金表

STEP-7 研究終了

研究終了までは、毎年8月に、年次報告書とセキュリティチェックリストの提出をしていただきます。
また、承認された研究課題は「研究課題名、利用者名」がHP上で公開されます。

  • ① 試料等の申請時の利用期間満了にて終了の場合:
    • 研究終了報告書、研究成果報告書を提出いただきます。
    • 残った試料は試料等の使用期間終了をもって廃棄して、試料・データ処分報告書を提出いただきます。
  • ② 試料等の利用期間延長の場合(継続):
    • 試料等の利用期間延長には、所属機関等の倫理審査を経る必要があります。また、試料等利用審査会による承認が必要です。
    • 延長期間の倫理審査承認確認後に、申請書式一式と利用変更申請事項別紙C(変更申請書)を試料等利用審査会にご提出ください。
    • 継続後の利用終了については、①と同様の手続きとなります。

公的データベースから提供するゲノム・オミックスデータご提供の流れ

ゲノムデータ、オミックスデータに関しては、BBJから提供しているものと、データ利活用促進のため、NBDC/AGD等の公的データベースから提供しているものがあります。

公開中のゲノム・オミックスデータを確認

BBJから提供しているデータは、上記STEP-1からSTEP-7までをご参照の上、BBJへ利用申請を、公的データベースから公開・共有しているデータは、それぞれのデータベースへ利用申請をお願いいたします。

公的データベースから利用申請したデータに対応するBBJの臨床情報の提供を希望される方は、上記STEP-1からSTEP-7までをご参照の上、BBJへ利用申請をしてください。BBJの試料等利用審査会への申請・承認後に利用が可能となります。
詳しい臨床情報の項目は、以下をご確認ください。

臨床情報の詳細 -基本情報・疾患シート

以下はNBDCのデータと、データに紐付く臨床情報の利用に際しての申請の流れです。各公的データベースから提供しているデータご利用の流れについては、各データベースをご確認ください。

BBJの試料・情報の詳細、提供単位、料金等、試料等の検索については、以下をご参照くだい。

BBJの試料と情報 -登録症例数、DNA /血清/ゲノムデータと臨床情報

試料等の提供 料金表