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[プレスリリース] 東京大学とGoogleとのAIを活用した多遺伝子リスクスコアモデル研究について協業-日本における疾患管理や予防医療発展への貢献を目指す-

2023.2.22

ニュースプレスリリース共同研究

国立大学法人東京大学とGoogle日本法人はAIを活用した多遺伝子リスクスコア(PRS: Polygenic Risk Score)モデル研究の協業に関して契約を締結しました。本協業は、多様な社会問題の解決とAIが人と相利共生して生み出す未来社会「AI相利共生未来社会」の実現に向けて、東京大学とGoogleが2020年10月に締結したパートナーシップの一環です。

Google は、これまでに、ゲノム配列データにおける変異やバリアント1F 0F 2を特定するプロセスであるバリアントコーリングの精度を向上させる AI モデルを開発し、2018 年に Natur e Biotechnology で発表しています。また、ゲノム配列データから目の色や特定の病気などの身体的特徴をより正確に予測できるモデルや、これを利用して特定の特徴と関連するバリアントを発見するモデルも開発しています。 東京大学医科学研究所では、これまでバイオバンク・ジャパンに蓄積したデータの解析を通じて肥満症、血液検査、2型糖尿病、心筋梗塞、心房細動等の数々のゲノムワイド研究において非欧米系集団で最大の貢献をしてきました。 今回の協業では、Googleが開発した ヨーロッパ地域の人々を対象としたPRS を予測するAI モデルを、日本人を対象に検証、改良し、東京大学のゲノムワイド研究の知見をもって評価することで、日本における疾患管理や予防医療の発展への貢献を目指します。

詳しくは、プレスリリース原文をお読みください。

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