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セントラルドグマ

2024.9.30

生物の遺伝情報からどのようにして実際に機能を担う分子をつくるかというプロセスは、すべての生物に普遍的であることから「セントラルドグマ(中心原理)」と呼ばれている。1950年代にフランシス・クリックによって提唱された。具体的にはDNAの情報がRNAに写し取られ(転写)、RNAの情報に基づいてタンパク質が合成される(翻訳)。遺伝子の発現(ある遺伝子からタンパク質がつくられること)はこのセントラルドグマに則って進む。