CATEGORY
2023.11.30
消化器疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]東アジア人集団および異なる祖先集団間のゲノムワイドメタ解析から消化性潰瘍疾患の遺伝的メカニズムが明らかに
消化性潰瘍は、胃酸によって消化管が傷つく病気で、主に胃にできる「胃潰瘍」と、十二指腸にできる「十二指腸潰瘍」があります。疫学研究では、日本で消化性潰瘍の有病率が高いと報告されています。発症には生活習慣や胃にすみつくピロリ […]
2023.11.30
ニュースプレスリリース
[プレスリリース] 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症メカニズムに新たな知見
バイオバンク・ジャパン(BBJ)が保有する試料・情報を用いた研究成果が、国際科学誌Nature Geneticsに掲載されました。 東京大学大学院新領域創成科学研究科の鎌谷洋一郎教授らの研究グループは、日本人集団と欧米系 […]
2023.11.29
見学
サウジアラビア王国より保健省副大臣など15名がバイオバンク・ジャパンを視察しました
11月17日(金)、サウジアラビア王国のH.E Eng. Abdulaziz bin Hamad Al-Rumaih保健省副大臣及び同省内組織幹部8名を含む視察団が来日し、バイオバンク・ジャパン(BBJ)を訪問しました。 […]
2023.10.26
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんへのかかりやすさを解明
肺腺がんは日本人の肺がんの中で最も発症頻度が高く、またその死亡率も全がん種の中で最も高い疾患です。一般的に肺がんは喫煙などの環境要因が発がんに強く関連することが知られています。しかし肺腺がんでは、全患者の約半数が非喫煙者 […]
2023.7.23
研究成果のご紹介骨・結合組織疾患(分類)
[研究成果のご紹介]脊柱後縦靭帯骨化症の発症原因の一端を解明
背骨のすぐ後ろを走る靱帯が骨化して、その後ろにある脊髄や神経を圧迫してしまう脊柱後縦靭帯骨化症(OPLL)という難病があります。日本人をはじめとする東アジア系集団に多いことや50歳前後での発症が多いことが知られていますが […]
2023.6.20
研究成果のご紹介骨・結合組織疾患(分類)
[研究成果のご紹介]太りにくさと思春期特発性側弯症に因果関係
背骨が大きく曲がってしまう「側弯症」には原因や発症の時期によっていくつかのタイプがありますが、もっとも多く見られるのは10歳以降のおもに女の子に見られる「思春期特発性側弯症」です。 ここでの特発性とは、原因が特定できない […]
2023.5.23
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]肺腺がんリスクを決める遺伝子の個人差を特定-非喫煙者の肺腺がんリスクの予測に期待-
肺がんは、部位別に見たがんによる死亡数が第1位で、日本では年間に約76,000人が亡くなっています。肺がんの中でも肺腺がんは、肺がん全体の半数程度と最も発症頻度が高く、増加傾向にあります。 しかし、肺腺がんは肺がんの危険 […]
2023.2.22
ニュースプレスリリース共同研究
[プレスリリース] 東京大学とGoogleとのAIを活用した多遺伝子リスクスコアモデル研究について協業-日本における疾患管理や予防医療発展への貢献を目指す-
国立大学法人東京大学とGoogle日本法人はAIを活用した多遺伝子リスクスコア(PRS: Polygenic Risk Score)モデル研究の協業に関して契約を締結しました。本協業は、多様な社会問題の解決とAIが人と相 […]
2023.2.7
お知らせ
第1回アドバイザリーボード会議を開催しました
第1回アドバイザリーボードミーティングをオンラインにて開催しました。
2023.1.19
心疾患・脳血管疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]心房細動の遺伝的基盤を解明 -大規模ゲノムデータによる病態解明と遺伝的リスクスコアの構築-
心臓は、心臓の細胞自身が発する電気信号によってリズミカルに大きく収縮することで血液を全身に送り出しています。心房細動は何らかの理由で拍動が速く細かくなり、十分に血液が送り出せなくなるうえ、血栓が生じやすくなり、脳梗塞や心 […]