ア行
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2024.3.25
オッズ比
ある事象の起こりやすさ(たとえばある疾患へのなりやすさ)を2つの群で比較して示したもの。オッズ比が1より大きい場合はその事象は起こりやすく、1より低い場合は起きにくいことを示す。たとえば、ある集団での高血圧の人のグループ […]
2024.3.25
遺伝率
遺伝要因と環境要因(食生活、運動習慣など)がかかわる形質において、遺伝要因で説明できる割合を指す。血液型のように遺伝率がほぼ100%の形質もあるが、体格や病気のなりやすさなど、多くの形質では、遺伝要因と環境要因の両方があ […]
2024.3.11
遺伝因子(遺伝的因子)
個人の外見や行動、疾患の発症などに関わる因子のうちDNAに書き込まれた遺伝情報によるもの。対比する言葉は環境因子(運動習慣や喫煙、飲酒など)。遺伝因子は生まれつきもった体質のようなもので、親から子へと遺伝し、血縁者同士で […]
2024.3.25
遺伝的リスクスコア(GRS)
ゲノム上の遺伝的バリアントの影響を足し合わせたスコアのこと。疾患のなりやすさの推定値。GRSはGgenetic Rrisk Sscoreの略。
2024.3.25
遺伝子発現
遺伝子からタンパク質が作られること。
2024.7.29
遺伝子多型
DNAの塩基配列で表される遺伝情報の一部が同じ種が属する集団の個体(個人)間で違いがあることを指す。塩基配列の個体差という点では遺伝子変異と同じだが、一般にその集団全体の1%以上の頻度で存在すると「多型」と呼ばれ、頻度が […]
2024.3.11
遺伝子座 / 遺伝的座位
遺伝子座は、ある遺伝子が存在している染色体上の場所のこと。たとえば、ABO式血液型を決める遺伝子は、A型の人もB型の人も9番染色体の端近くにある。この位置をABO血液型遺伝子の遺伝子座と呼ぶ。タンパク質をつくる遺伝子では […]
2024.4.1
遺伝子
遺伝によって親から次の世代に受け継がれる形質(顔、皮膚や目の色など)を決定づけるいわば生物の設計図となるものが遺伝子である。遺伝子は、DNAの塩基配列(DNA配列)情報という形で生物のゲノムを構成するDNA分子の一部とし […]
2024.3.11
一塩基多型(SNP)
単一塩基多型ともいう。SNP(スニップと発音)はSingle Nucleotide Polymorphismの略。髪の色の違いや血液型の違いなどは遺伝的に決まっている個人差といえる。生物の設計図であるゲノムには個体ごとに […]
2024.3.1
アレル(対立遺伝子)/ リスクアレル
私たち哺乳類をふくめ多くの生き物は両親のそれぞれから染色体を1組ずつ受け継ぐ。このため、個々の遺伝子は父由来と母由来の2つがある。この1対の遺伝子セットを対立遺伝子またはアレルと呼ぶ。また、特定の疾患や条件に関連する対立 […]