がん(分類)
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2024.12.12
がん(分類)その他(分類)研究成果のご紹介
日本人集団におけるPTEN遺伝子の変異と、がんなどの疾患との関連を検証
腫瘍抑制遺伝子は、細胞の増殖を抑えたり異常を修復・排除することで、がんの発生を防ぐ「ブレーキ役」として働きます。PTEN遺伝子もその一つで、この遺伝子に生まれつきの病的バリアントがあると、高い多発性がん発症リスクを特徴と […]
2024.11.22
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]たばこを吸わない人もかかるEGFR遺伝子変異による肺腺がん -遺伝子の違いがリスクを高めることが明らかに-
肺がんは、たばこを吸うことが一番の原因とされていますが、実は肺がん患者の約4人に1人は、たばこを一度も吸ったことがない非喫煙者です。特に東アジアに住む非喫煙者の女性では、肺がんのタイプの一つである肺腺がんになる人の割合が […]
2024.4.26
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]東アジア系と欧州系で大腸がんにかかわる遺伝子を詳細に調査
ゲノムDNA上で大腸がんの発症にかかわる遺伝領域は200ほど報告されていますが、その多くは遺伝子ではなく、ほかの遺伝子の発現を調節している領域と推測されています。しかし、どのような遺伝子を介して発症に関与しているのかはよ […]
2024.1.26
がん(分類)その他(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]遺伝子の組み合わせが日本人の飲酒習慣と食道がんリスクに影響
飲酒行動(飲む習慣や量)は、遺伝の影響も受けています。すでにアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)という遺伝子の関連がわかっていましたが、別の遺伝子が組み合わさることで、本来はお酒に弱いのに飲むタイプになることや、食道がん […]
2023.8.23
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]発症前から前立腺がんの死亡リスクを予測
がんになるリスクは遺伝要因と環境要因に分けられますが、前立腺がんは、さまざまながんの中でも遺伝要因がかかわる割合が最も大きいことが知られています。 理化学研究所、静岡県立病院などの研究グループは、前立腺がんの遺伝要因とし […]
2023.5.23
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]肺腺がんリスクを決める遺伝子の個人差を特定-非喫煙者の肺腺がんリスクの予測に期待-
肺がんは、部位別に見たがんによる死亡数が第1位で、日本では年間に約76,000人が亡くなっています。肺がんの中でも肺腺がんは、肺がん全体の半数程度と最も発症頻度が高く、増加傾向にあります。 しかし、肺腺がんは肺がんの危険 […]
2023.3.30
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]遺伝要因がピロリ菌感染の胃がんリスクを高めることを解明
ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)感染は、胃がんの原因として広く知られています。胃がんの原因には、ピロリ菌感染による環境要因のほかに、遺伝要因も知られていますが、遺伝要因と環境要因を大規模に統合した胃がんのリスクに関する研 […]
2023.2.1
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]胆道がんのリスクを高める遺伝子を複数、発見―患者さんごとの治療法の選択やリスク診断・予防につなげるゲノム医療に
理化学研究所、北海道大学などの研究グループによる、バイオバンク・ジャパンと北海道大学病院で集められた胆道がん患者さんの試料を使った研究から、胆道がんの発症リスクを高めるような遺伝子の変化が複数、見つかりました。 見つかっ […]
2022.9.6
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]悪性リンパ腫のなかに単一遺伝子疾患タイプの存在の可能性を発見
理化学研究所、愛知県がんセンターなどの研究グループは、バイオバンク・ジャパンが集めた悪性リンパ腫の患者さん2,066人、がんではない人の38,153人の血液からのDNAを解析しました。これは世界最大規模の解析研究になりま […]
2022.9.1
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]日本人の大腸がんの世界最大規模解析
大腸がんでは、患者さんの約20%に親族にも大腸がんや、ほかのがんの患者さんが見られ、遺伝性の強いがんであると考えられています。大腸がんと関連の強い遺伝子の病的バリアントをもつかどうかを調べる遺伝子検査はありますが、欧米系 […]