introduction of research results
研究成果のご紹介
CATEGORY
2024.7.18
眼科・耳鼻科疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介] 一般に多いタイプの緑内障の遺伝的リスク推定法を開発 -個人の遺伝的リスクの予測から早期発見と予防法の構築へ-
緑内障は日本の視覚障害の原因の第一位で、ある調査では40歳以上の約20人に1人という有病率の高さが見られました。緑内障にはいくつかのタイプがありますが、一般に多いのは軽度の眼圧上昇に加え、視野障害の進行も比較的ゆるやかな […]
2024.7.17
婦人科系疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介] 不育症に関わる遺伝子の発見 -免疫と細胞同士が接着する分子の関与が明らかに
妊娠はするものの、流産や死産を2回以上繰り返して赤ちゃんが得られない状態を「不育症」と呼んでいます。原因としては、カップルのどちらかの染色体異常、受精卵の染色体異常、子宮の形などが挙がりますが、不育症のおよそ半分は原因不 […]
2024.7.3
心疾患・脳血管疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]高血圧への遺伝的リスクの高い人は、生活習慣の改善による予防効果も高い
高血圧は食習慣などの要因と遺伝要因の両方がかかわっており、遺伝要因も非常に多くの遺伝子がかかわっていることが知られています。約1万人の日本人を対象とした追跡調査研究から、遺伝的リスクの高い人は心血管疾患による死亡リスクが […]
2024.6.21
内分泌代謝疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]日本人の糖尿病発症と3つのリスク因子:遺伝、生活習慣、家族歴との関係を検証
糖尿病は日本のみならず、世界でも患者数の多い重大な病気です。全世界の患者数は2021年の時点で5億2900万人で、2050年には13億1,000万人を超えると予測されています[1] 。これまでの研究から、糖尿病の発症には […]
2024.6.20
心疾患・脳血管疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介] 冠攣縮性狭心症のリスクを高める遺伝子変異の発見 -日本人の大規模ゲノム解析で解明-
狭心症は、心筋へ血液を送る冠動脈が詰まったり狭くなったりするなどして、心臓に十分な血液が届かなくなる病気です。その一種である「冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症」では、冠動脈がけいれんを起こして強く収縮してしまいます。 […]
2024.6.12
内分泌代謝疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介] 体格指数を加えて2型糖尿病の遺伝的リスク予測精度を向上 -やせているのに糖尿病になりやすい体質-
血糖値の高い状態(糖尿病)をそのままにしておくと、血管が傷つき、心臓病や腎不全といった深刻な病気につながるおそれがあります。糖尿病には食生活や運動習慣といった環境要因のほかに遺伝要因も影響しているといわれます。日本の糖尿 […]
2024.4.26
がん(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]東アジア系と欧州系で大腸がんにかかわる遺伝子を詳細に調査
ゲノムDNA上で大腸がんの発症にかかわる遺伝領域は200ほど報告されていますが、その多くは遺伝子ではなく、ほかの遺伝子の発現を調節している領域と推測されています。しかし、どのような遺伝子を介して発症に関与しているのかはよ […]
2024.4.18
その他(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介] 全ゲノム解析で明らかになる日本人の祖先と病気との関わり - ネアンデルタール人・デニソワ人から受け継がれた遺伝子も -
ゲノムに書かれた遺伝情報は、どの祖先集団の子孫であるかやどのような気候帯で進化してきたかによって違いがあることが知られています。それらの違いが、体質やなりやすい病気、発症のメカニズムなどに関わっています。そのため、このよ […]
2024.3.1
内分泌代謝疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]2型糖尿病の原因に関わる遺伝子の仕組みとその影響が明らかに
2型糖尿病にかかる原因はさまざまで、環境や生活習慣が原因となることはよく知られていますが、遺伝的な影響も大きいといわれています。これまでゲノムワイド関連解析(GWAS)によって、2型糖尿病に関連する500以上の遺伝子領域 […]
2024.2.20
眼科・耳鼻科疾患(分類)研究成果のご紹介
[研究成果のご紹介]世界149万人のデータを使って緑内障にかかわる遺伝子を探索
米国バンダービルド大学などの国際共同研究グループは、バイオバンク・ジャパンを含む世界の15のバイオバンクのデータを使い、開放隅角緑内障(POAG)にかかわる遺伝子を探索しました。POAGは日本でも世界でも失明の最大の原因 […]